2019年現在農ビの出荷量は年々減っています。
逆に農POの出荷数は農ビと比べると増えています。
なぜ農ビの出荷量が減っているのかというと強度がないからです!
どのように強度がないか、またデメリットはなんなのかを解説していきます。
こんな方におすすめの記事です
- 農ビが水稲用のハウスでしか使われなくなった原因は何か知りたい人
- 農ビのデメリットを詳しく知りたい人
この記事を読むことによって農ビのデメリットが分かり、使用量が減っている原因を理解することができます。
上記を深掘りします。
農ビのデメリット
- 重い
- 汚れが目立つ(白く濁るスピードが農POよりも早い)
- 寒いと弱くなる
- 破けやすい
- 破けた時に一気に広がっていく
- 価格が高い
農ビが使われなくなっている理由は上記のデメリットからです。
結構なデメリットですよね!
ビニールを張って1年目でも強風時や何かものが飛んできてビニールハウスに当たった時などに少しでも穴が開くと、そこから風が入り込みカッターで切ったように裂けていきます。
コストパフォーマンスが悪い!
農ビの悪いところを詳しく解説
重い
農POに慣れたお客さんが農ビを張る時感じることは、農ビってこんなに重かったんっけということです。
農POと比べて重量が約1.4倍あるので重いという理由が分かると思います。
超高齢化社会に入っている日本では少しでも軽いビニールの方が張りやすくていいですよね!
汚れが目立つ
農ビは1年経つと白く濁った感じになります。
これは明らかに農POよりも白くなる速度が早いです。
2年目以降も光をたくさん入れたい農家さんはそのような性質があるということを頭に入れて使用するようにしましょう。
寒いと弱くなる
寒いと破ける可能性が高くなります。
マジでデメリット多すぎ!
すぐ裂ける
農ビはすぐに裂けます。
長くパイプハウスに張りっぱなしにしたいなら農ビはオススメできません。
一年目で裂けてガッカリしている農家さんを見てきてますから。
破けたら一気に広がる
これが面白いようにビニールが裂けた部分から一気に広がっていきます。
その快感を味わいたいなら農ビをオススメします。
補修するというレベルではないくらいに一気に破けますから!
農POであれば破れても広がりづらいので補修ができますが農ビの場合は相当な面積で破れる可能性が高いことを覚えておきましょう。
価格が高い
上記のデメリットに加えて価格も農POよりも高い。
これだけ聞いても買う気は起きませんよね。
農ビが最適なハウスもありますが、それ以外は張る価値はないでしょう。
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まとめ
上記の内容を読んでなぜ農ビが使われなくなってきているか分かっていただけたと思います。
農ビは水稲ハウス(お米を作るパイプハウス)には今でも使われていますが、その他のハウスでは使われなくなってきています。
デメリットが大きすぎますからね。
農ビは今後も需要はありますので使われていきますが、農ビを使わなければいけないパイプハウスではない限りオススメできない点が多いので、しっかりそれを考慮しながら使っていきましょう。
今回は以上です。
それでは、今日も素敵な一日を!