農業資材

【農家が農業していく上でハウスは重要】強靭化するなら今チャンス!

投稿日:

パイプハウス(ビニールハウス) 強靭化 チャンス

こんにちは、農業資材に関わる仕事を10年以上続けており、施設園芸指導士補の資格を持っているハウスンです。

平成30年の豪雨、台風、大雪などで被害が多発しました。

この被害は他人事ではないですよね。

 

いつあなたが住んでいる場所に同じような自然災害が発生するかはわかりません。

 

その際にビニールハウス(パイプハウス)の強度は超重要になります!

この記事はいつ来るかもわからない自然災害に備えてパイプハウスを補強したい(強靭化)と考えている人に読んでいただきたい記事になります。

この記事を読むことで2019年以降にパイプハウスの補強(強靭化)を考えている人が取るべき行動がわかります。

 

上記を深掘りします。

強靭化をするなら今がチャンスと言える理由(結論)です。

平成30年、平成31年、令和2年と3カ年に渡って農業用ハウス強靭化緊急対策事業という事業が行われている今がビニールハウス(パイプハウス)を強化(補強)するチャンスです!

合わせて読みたい記事⬇︎
農業用ハウス強靭化緊急対策事業を利用するべき理由【農家さん必見】

 

農業用ハウス強靭化緊急対策事業の執行率は?【まだチャンスはある】

 

農林水産省は、2019年4月1日現在における農業用ハウス強靭化緊急対策事業の予算の執行状況を明らかにしました。

  • 平成30年度第二次補正予算額と平成31年度概算決定額を合計した予算額は10億3825万5000円
  • 2019年4月1日現在における予算の配分額は5億7817万6000円
  • 上記は37都道府県の合計額
  • 執行率は56%

 

執行率は既に半数を超えています!

今回の事業は相当いい感じの事業ですから当然だと思います。

 

僕から見ても補助申請するハードルはめちゃくちゃ低く、ビニールハウスを強くするような申請であれば大体審査を通過しています。

 

この事業は本当にチャンスですよ!

 

僕は10年以上も農業資材に関わっていますが、こんなに簡単に半額の補助を受けれる事業は初めてです!

いずれはハウスの強度を上げるために農業資材を買って施工(業者に設置等を依頼)することを考えているならば、農業資材も作業費用も半額の補助が出るこの事業を逃すのはもったいないです!

 

農林水産省は都道府県に対して追加要望調査を行なっているのでまだまだチャンスはあります。

予算が成立して間もない段階で予算の執行率が50%を超えているということは、パイプハウスの補強材ならびに防風ネットに対する認識が深まっている証拠である。

今後ますますパイプハウスや防風施設などの強靭化への注目度が増していくことが予想できますね。

 

農業用ハウス強靭化緊急対策事業を実施【予算配分先は37都道府県】

 

この事業が実施された経緯を書いていくのでちょっと小難しい内容になります。

興味のない人はこの見出しは飛ばして次にいってくださいね!

国は昨年12月14日に約160項目からなる「防災・減災・国土強靭化のための3カ年緊急対策」を閣議決定しました。

農業水産省は平成30年度の第二次補正予算から平成31年度、令和2年度と3ヶ年間にわたって農業用ハウス強靭化緊急対策事業を実施を決定。

 

農業用ハウス強靭化緊急対策事業はなぜ実施されることになったのか?

豪雨、台風、大雪被害等の多発と被害の拡大を踏まえて、農業用ハウスの緊急点検を行なった結果は以下の通りです。

 

  • 十分な耐候性がない
  • 今後10年以上利用が見込まれる農業用ハウスが多数あることが判明

 

この結果を受けて各都道府県が被害防止計画を行う計画を立てていく上で、既存ハウスの補強等の対策を実施することによって、災害によるハウスの倒壊や損傷を防止することを目的として実施されることになりました。

 

事業内容

  1. 農業用ハウスの災害被害防止技術の講習会の開催
  2. 産地ぐるみでの園芸施設共済への加入促進
  3. 十分な耐久性のない既存の農業用ハウスへの補強材の導入支援や防風ネットの設置

この3つである。

 

予算は要望のあった都道府県には全て配分している

要望のあった都道府県には全て配分しているんです!

 

おそらくあなたの都道府県にも配分されているはずです!

農林水産省は現在、都道府県に対して追加要望調査を行なっているとのことなので、パイプハウスの補強をお考えであれば要望を出しましょう。

 

まとめ

自然災害が多発している現在では、パイプハウスが倒壊してしまうと復旧させる資金力がなく農業を辞めてしまう人が多いです。

 

風や雪に対して十分な強度がないハウスをお持ちのあなたは、今ハウスの強靭化に取り組むべきです。

 

ハウスが倒壊した時の被害はぶっちゃけ半端ないですから!

現在補助事業の執行率は56パーセントであり、その大部分がハウスの補強材や防風ネットの設置に使われています。

 

まだ44%の予算が残っているので2分の1の補助金がでる今がハウスの強化に取り組むべき時です!

チャンスである今動きましょう。

 

この記事があなたに役に立てば幸いです。

今回は以上です。

それでは、今日も素敵な一日を!

合わせて読みたい記事⬇️
農業用ハウス強靭化緊急対策事業を利用するべき理由【農家さん必見】

 

  • この記事を書いた人

ハウスン

農業資材に特化した記事を書くハウスンです。 農業資材と関わって10年以上の経験と、施設園芸指導士補の資格を活かして有益な情報を発信していきますのでどうぞよろしくお願いします。

-農業資材
-, , ,

Copyright© 農業資材ブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.