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農業人口の減少!原因と対策を農家目線で見るとメリットでしかない!

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農業人口の減少!原因と対策を農家目線で見るとメリットしかない

こんにちは、農業資材に関わる仕事を10年以上続けており、施設園芸指導士補の資格を持っているハウスン(@hausunn)です。

農業人口の減少は歯止めがかからず一気に減少しています。

農業を頑張っている農家さんは将来が不安に感じる人もいますよね。

先日僕はこんなツイートをしました。

農業人口は年々減少しています。

将来農業は大丈夫なのか?

農家にとってデメリットなんじゃないか?

このように考える人は多いと思います。

しかし、農家さん目線でみるとメリットだらけです!

ライバルが減るので自分が稼げる確率が上がりますからね!

農家を続ける農家さんはチャンス到来👍

 

農業人口の減少は農家にとって新たなビジネスチャンスと考えるべきです!

⬇️この記事を読んでもらいたい人です!

こんな方におすすめの記事です

  • 農業人口が減少すると、農家には悪いことだらけになるんじゃないかと悩んでいる農家さん
  • 農業人口が減少すると得られるメリットってあるらしいけど、それって何?って思っている農家さん
  • 農業はオワコンって思ってる若者

 

早速結論です。

農業人口の推移は減少の一歩をたどっていますが原因と対策を農家目線で見るとメリットばかりです!

 

農業人口の減少は止められません。

この事実は農家さんにとってどんな影響があるのかを解説します。

 

この記事を読むことによって農家さんの悩みが解消され期待やヤル気アップに繋がります!

上記を深掘りします。

 

農業者人口の減少(めっちゃ減っているけど大丈夫?)

このままいくとゼロになるんじゃないかと思うくらいに大幅に農業者人口は減少しています。

 

原因は高齢化と跡継ぎする人がいないことです。

 

平成2年に約293万人いた農業者が、平成30年には145万人

約30年弱で農業者の人口は半分に減っています。

 

農業人口めちゃくちゃ減ってるじゃん!

減ってるけど大丈夫?と疑問に思う人は誰目線かによって違います。

消費者目線で見ると

消費者から見て農業者人口が減り続けて大丈夫かなと思いますよね。

 

結論は全然まだまだ大丈夫です!

 

日本の農業者人口は先進国と比べればまだまだ多い方です。

農業者人口が減っても大規模農家が日本の農産物販売金額の大部分を占めているので当面の間は問題ないと言えます。

農業者目線で見ると

農業者から見たらライバルが減っているだけなのでメリットだらけです。

 

対策なんて必要ないですね。

農業経験値がたくさんあり、良い商品を作っていた人が農業を止めれば止めるほどあなたにはチャンスが転がってきます。

農業者が減っているのは大きなチャンスなんです!

しかもこのチャンスはこれからも拡大します。

なぜなら今はめちゃくちゃ高齢化社会に突入していますからね。

これからも農業を続けていく人や新規で農業を始める人は、今後メリットが大きくなることを覚えておきましょう。

 

基幹的農業従事者の年齢構成がマジでやばい件

やばいと思う理由

基幹的農業従事者=自営農業を主として、農業就業人口のうち、普段の主な仕事が農業をである人のことを言います

 

基幹的農業従事者の年齢構成は65歳以上の人が約60%もいます。(引用先 農林水産省 (2)構造改革の大きな節目の到来)

その中でも75歳以上の割合は約30%を占めるなど引き続き高齢化が進んでいます。

これってマジでやばいですよね。

じーちゃん、ばーちゃんめっちゃ働くね!

世代間バランス崩れすぎ!

高齢化が大幅に進みつつ、人口も減っているというヤバヤバな状態。

10年以上経ったら60%の人はもうやめてるじゃん!

衝撃じゃないですか!?

僕はこの事実を知った時は衝撃を受けました。

 

今の言葉を使うならオワコン(一般ユーザーまたは、個人ユーザーに飽きられてしまい、一時は栄えていたが現在では見捨てられてしまったこと)ってやつですかね。

 

対策とらないと農業終わりじゃん。

しかし、終わりじゃんって思うのは農業をしていない一般の人達であり農家さんには超チャンスなんです。

 

先進国と比べると日本の農業者人口はまだ多い方

先進国の農業者人口はほとんど1%かそれ以下である。

 

これが標準的な姿だと考えると日本は約1.5%前後なのでまだ多い方と言えますね。

 

2019年7月現在において、もう少し農業者人口が少なくてもいいと思われているくらいなんです。

まだまだ減っても先進国と同レベルになるくらいと考えればわりとそこまで問題ないんじゃないかって思うことができると思います。

先進国よりも現在農業をしている農家さんの数の比率は大きいので一般の人は気にすることはないですし、農家さんにとっては農業者人口が減った方がライバルが減るので喜ぶべきことです。

 

農業を続ける農家さんにとってはメリットだらけ!【ライバルが減るメリット】

既存の農家さんもメリットだらけ

一般の人たちは農家が高齢化していくのに若者の農家さんが新規で就農しないのはめちゃくちゃ問題だと感じます。

消費者としては、農家が減り国産の農作物が減り続けることによって、安全で安心だと考えられている国産の食品を買うことができなくなってしまうのではないかという心配が出てくるでしょう。

 

しかし、農業をしている農家さん目線で考えるとそのライバルが減っていくメリットは超大きいです!

 

例えば、日本の農産物販売金額の約85%は約20%の農家さんによって生み出されています!

実際はもっと複雑ですが簡単に考えると、農家さんがこの20%になったとしても約85%の農産物が作られていく訳です。

既存の農家さんはこの20%に入るように大規模化して収量を上げていけば、JAや国、県、市町村などはあなたを超優遇してくれます!

農家さんが減り続けているのであなたにやめられたら困るのです。

 

この状況を最大限に利用しましょう!

 

優遇されることによって価格交渉が可能になったり、条件面で有利になったり、補助事業がある時は優先して利用できるように考慮してくれるなど、様々なメリットが考えられます。

 

いや、むしろメリットしか感じません!

 

大規模な農家にならなくても残りの15%の農家さんもJAや国、県、市町村はやめて欲しくないと思うのは確実です。

そこもうまく利用してあなたにとって良い条件にしていきましょう。

出荷場、産直などに農作物を出荷する人は年々少なくなっていっています。

それによってあなたの作っている作物を欲しいと思う場所は増えていきます。

めちゃくちゃ可能性に満ち溢れていませんか?

 

月日が立つほど農家さんは農業をやめていくのであなたに様々な依頼が舞い込むチャンスがあります。

 

既存の農家さんにとってライバルが少なくなるということはメリットだらけ確定です!

新規就農者もメリットだらけ

農家が減っていくというのは事実は今後も変わりません。

 

人口減少と高齢化、そして跡継ぎがいない問題により離農していく人は増え続けるでしょう。

 

離農して耕作放棄した農地がこれからもたくさん出てきています。

この状況は新規就農者は今後チャンスということです!

農地を安く買うことができたり、ほとんどお金はかからないような金額で農地を借りることができる土地は今後も増え続けます。

また、農家をやめた人は中古パイプハウスを処分したいと思っている人が多いのが現状です。

そのようなビニールハウスを無料で譲り受けたり、すごく安い金額で買うこともできる機会が多くなっています。

中古パイプハウスを譲り受ける際に補助金を使える都道府県もありますし、新規就農者ならではの補助金を使って、新品のパイプハウスを建てる方法もあります。

 

各都道府県や市町村にもよりますが、どの地域でも新規就農者への補助金は優遇されていますし、今後も優遇されていくでしょう。

 

それだけ新規就農する人は減っているという事実があるので新規就農しやすい状況を作っているのです。

新規就農するライバルはめちゃくちゃ少ないですよ。

 

新規就農者もライバルが少ないと言うことはメリットだらけ確定です!

 

農業資材を扱う業者やメーカーは厳しい時代に突入【大規模農家さんからの受注が必須】

補足にはなりますが、農業資材を扱う業者やメーカーにとっては厳しい時代に突入していると言えます。

農家さんが減ると言うことは、農業資材を使う人が少なくなるということです。

 

これが結構な痛手です。

 

ビニールハウスを持っている農家さんが農家をやめてしまうと、農業用ビニール、ハウス部品、マルチ、遮光材、保温材など全てが使われなくなってしまいます。

 

数が減るのは業者やメーカーにとっては超痛手です。

 

もし大規模農家が増えて農作物の出荷量が変わらなかったとしても、確実に農業資材を使用する量は少なくなります。

ビニールハウスを2棟で行なっていた農業を1棟で集約して行うことにより、ハウス部品の取り替え需要や、ハウスビニールの張り替え需要も数や重量で見ると少なくなります。

風や雪などでハウスビニールが破れる件数も少なくなります、そして何より農家が少なくなることにより、各業者やメーカーのお客さんの取り合いが始まります。

やめてしまった農家さん分の売り上げを確保したいとみんなが思うので競争が激化します。

大規模農家さんから信頼をもらって注文をもらえればいいのですが、もらえなかった時のダメージはすごく大きいです。

 

いや〜、今まで農家さんのメリットしか書いてこなかったのに、農業資材業者やメーカー目線になるとデメリットありすぎ!

世の中厳しいですね〜。

でも農家さんには嬉しいですね〜。

この記事は農家さん目線なので補足として書きました。f

 

今後の日本は農家さんにはメリットで農業資材業者やメーカーにはデメリットになる世の中になりますね。

 

まとめ

農業者人口は確実に減っていっています。

大きな原因は高齢化です。

これは対策を立てようがない事実です。

 

しかし、農業者にとっては農地が使われないようになり、空いている農地がこれからどんどん増えていくことはメリットでしかありません。

 

繰り返しになりますが重要なのでもう一度言います!

 

メリットでしかないんです!

 

空いている農地が増えれば増えるほど農地を借りる料金は低くなります。

農地を管理しないで放っておくことができなくて誰かに貸したいと思っている人は山ほどいますからね。

農家さんが農地を借りたり買ったりして生産量を増やして行けば日本の農業が衰退していくことは防げるでしょう。

 

防げるどころか効率が上がり農業収入のアップが期待でき成長する可能性も十分あります。

 

また農業者人口が減っているという事実は単純に競争相手が減っているということです!

競争相手が少なければ農家さんが優遇され価格の競争になりにくいという大きなメリットになります。

自分の住んでいる地域の農家さんが農業をやめればやめるほどメリットだらけになります。

供給が少なくなりめちゃくちゃ高い価格で取引されるようになれば、収入の増加は大きいでしょう。

 

未来が明るく感じませんか?

やる気が出ませんか?

 

自分にとってプラスになる条件が揃っている今の状況は農業を始めたり続けるにはとても良い状況です!

やるかやらないかはあなた次第ですが、これはハッキリと言えます!

 

農家さんにとってチャンスです!

 

今回は以上です。

それでは、今日も素敵な一日を!

  • この記事を書いた人

ハウスン

農業資材に特化した記事を書くハウスンです。 農業資材と関わって10年以上の経験と、施設園芸指導士補の資格を活かして有益な情報を発信していきますのでどうぞよろしくお願いします。

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